うにゃにゃ通信

日本近現代史系公開めも書き

航空機ペット問題と日本社会

航空機ペット問題についての所見を整理しておく。複数の芸能人らに対しだいぶ感情的な批判コメントが殺到しているようだが(詳細に読んだわけではない)、何故そうした騒動となるかについて。

すでに、

変わることへの拒否感か。変わらないこと、日々の暮らしや考え方を変えず維持することを第一とする価値観か。それも大事だけど、ガラパゴス化の根幹思想。伝統重視の日本社会だからか。[link]

と書き、続けて、

日本社会では革命は起きない。良くも悪くも。何かをしようとすると叩かれる一方、伝統を守り続ける姿は称賛される社会。何に起因するのか。未熟な市民社会とか、そんなんじゃないはずだ。[link]

と書いた。

「変わらない」至上主義の日本社会では、今日も明日も「昨日と同じ僕」でいいので、自己肯定感が強い社会と言えるはずだが、現実の日本社会はむしろ自己肯定感を消耗する社会となっている気がする。

たとえばそれは、自己肯定感を前提にした長時間労働などの無茶ぶりが横行しているからではないか、とか。

では一体そのルーツは日本の歴史のどこにどう起因しているか、とか。

なお、元の航空機ペット問題については既に、

この問題、動物虐待などについての世界的な潮流を考えると、ペットを荷物として扱うこともペットを避難させないことも、いずれアウトになるのでは。また本来そうあるべきでは。[link]

と書いた。