うにゃにゃ通信

日本近現代史系公開めも書き

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ガンバってるうちは、ダメじゃねえの?

ガンバル、ガンバレ、ってみんな好きだけど、それって、具体的にどーゆーこと言うの? 全力を尽くして努力を続ける、あきらめるな、って感じを指すんだろうと思うけど、じゃあ、具体的にどうなのさ、という話で。 全力を出すとか、努力するとか、あきらめな…

いまだ日本社会は「徹底抗戦」のなかにある。

日本社会で、本音(実態)と建前(キレイゴト)が乖離しつづけている気がする。それでも、昨日とおなじように、今日が始まり、きっと明日も、おなじように過ぎていく。そうした、一種の微温的ヌルさの中で、ぼくらは自ら何かを打開しようともせず、時が過ぎ…

オリンピックは観衆の妄想ファンタジーを満足させるイベントじゃない。

いったいいつまで、オリンピックで国威発揚を続けるのか日本は。 すごいぞニッポン、がんばれニッポン。 全国民の期待を一身に受けた国を代表する選手が、ものすごい頑張りの果てに栄冠をつかみ、日本中が歓喜に包まれるというストーリー。 ファンタジー。 …

「日本人フリー」の提唱

日本人という民族はたしかにこの日本国土にずいぶん前から暮らしてたんだけど、日本人というアイデンティティが日本人に芽生えたのはかなり最近のことで、かつ、日本人という属性については理想的に語られ刷り込まれた部分がかなりあって、僕らはその支配下…

レジェンド賞賛と過去のトラウマ説。

戦後の日本人はファンタジー、幻想のなかを生きているのではないか仮説。 戦前・戦中の日本および日本人の実態は、戦後ぼくらがイメージしているものと、かなりのズレがある。それはどうしてか。 ジョン・ダワーがいうような、敗戦のショック。それまで死と…

本当の雑草魂は、頑張らない。

稲垣栄洋『雑草はなぜそこに生えているか』(ちくまプリマー新書、2018年1月)が面白い。 「雑草は、踏まれても踏まれても立ち上がる」と、よく言われるが、じつは、「踏まれた雑草は立ち上がらない」と著者は書く(p179)。 雑草は、踏まれたら立ち上がらな…

最初の投稿。

ブログ「日本近現代史の空の下で。」の別室をつくってみました。 ↑は、原則週1回更新、ある程度きっちりした論考を書いているのですが、こちらは雑談的なやつを、更新タイミングも決めずに適当にいきますとの当初設計。