うにゃにゃ通信

日本近現代史系公開めも書き

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

誰のための猛練習か→目上への服従

日大アメフット部問題の続き。 昨夜のテレ東の「フットブレイン(FOOT×BRAIN)」に、スノーボードパラレル大回転・ソチ五輪銀メダリストの竹内智香さんが出ていて、興味深かった。竹内さんはスイス代表チームと一緒に練習をしていたときのことを振り返って、…

日大アメフット部問題:絶対無比の権力者としての「天皇」がまかり通る日本社会

誰かが誰かを意のままにする、服従させる、そしてそれに従順なひと達、というあり方は、前近代的で、自立・自律した個人のあり方とは、かけ離れている。 たとえば日大アメフット部の悪質タックル問題。 アメリカンフットボールの日大と関学大の定期戦で悪質…

「未来の私は、がんばった私で出来ている」のは、僕は嫌だ。

電車の車内吊り広告に、Gabaの「未来の私は、がんばった私で出来ている。」というコピーを見た。 ちょっと前の「人は、がんばりたい生きものだから。」といい、広告には「がんばる」を肯定的にとらえたコピーがしばしば登場するのは、これだけ日常生活に浸透…

「従順な人々の国」の成立過程は?

現代日本社会は、従順な人々によって主に構成されている。おそらく今後、大きく変わっていくだろうが、いまのところ基本線はそうだ。 従順な人々の価値観はきわめて内向きで、既存社会体制とそれを支える価値観を受け容れ、「上」には無条件に従う。つべこべ…

TOKIO山口達也問題と財務省事務次官セクハラ問題(続):「みんな」から「わたし」へ。

前回の続き。 TOKIO山口達也問題と、財務省事務次官セクハラ問題というのは、同根か。女性に対するわいせつ行為/セクハラ発言ということだけでなしに。 芸能界トップのアイドル事務所所属タレントが、おそらくはその「権威」を存分に行使した行い。官僚トッ…