うにゃにゃ通信

日本近現代史系公開めも書き

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

1968年の日本は「中進国」だった。

毎日新聞2018.10.24社説「1968年、明治100年記念の時と比べてみよう。敗戦から23年、独立回復から16年。すでに東京オリンピックを開催し、高度経済成長の真っただ中にいたとはいえ、本紙社説は日本のランクを「中進国」と記している」 で、当時の社説。1968.…

教育勅語議論の幻想性

いまもそうだけど、教育勅語が、ときどき、話題になる。 正直、ぼくは教育勅語じたいにあまり興味がない。内容も、目を通したことはあるはずだが、よく覚えていない。ある種の理想を掲げたもので、とくに面白いものでもないし。 興味があるのは、それが話題…

日本人世代&経済的「領土」についてメモ

…というのは、具体的にいうと、昭和元年から、昭和50年ぐらいの間に生まれた世代のことになるだろう。 ま、ざっくり、昭和世代だ。 頑張れば夢がかなうとの神話を信じられた昭和生まれの世代こそが、「日本人」なんだ。 …ということと関係なく単にメモだけど…

日本人という輪郭

現在の「日本人」という輪郭が確立したのは、1945年の敗戦後のことだ。 それまでは、朝鮮とかも「日本」だったからね。満州など含めて、「大日本」といった国家の輪郭だった。 敗戦で、「大日本」は、「小日本」になった。いまのアイデンティティは、戦後の…

「日本人という世代」についての最初の考察。

ここのところ続けて書いている内容について。 つまりはだ、「日本人」というアイデンティティは、結局のところ、世代なんだ。 ある世代のアイデンティティが、「日本人」なんだ。 もちろん、日本人はずっと前からこの国に暮らしているんだけどさ、でも、日本…