うにゃにゃ通信

日本近現代史系公開めも書き

猫は、がんばらない。

猫は、いつも一生懸命に生きている。その一心不乱な姿がかわいかったりする。人間の3歳児程度の知能があるとも聞いたことがあるが、まさに3歳児的な一心不乱さだ。

一生懸命だが、「頑張り」はしない。その違いは決定的だ。

「頑張りを見せる」という。あるいは、「頑張っていれば、きっと誰かが見てくれている」的な言説がある。「誰か」とは、親とは教師とか上司とかの「上の誰か」であって、弟とか後輩とか部下とかの「下の誰か」ではない。

その「頑張り」は、見せかけだ。

いっぽう猫は、見せかけの努力などはしない。もっと本質的に生きている。猫ばかりか、人間以外のあらゆる動物は、見せかけの努力などはしない(社会を構成する猿とかはもしかしたら別かもしらんが)。

猫を見習って、ぼくらも、見せかけの努力なんか、やめちゃおう。