うにゃにゃ通信

日本近現代史系公開めも書き

「天皇主義」について

天皇制、というのはもともとは共産党用語だったりして、できるだけ使わないようにしているのだけど、まあでも一般的には天皇制というワードはよく使われるわけだが、しかし、実態的に「天皇制」で良いのだろうかとの疑問が湧いた。

というのは、天皇の神格化が進んだのは昭和初期と推定されるのだが、これを果たして「誰が」進めたかを検証していくと、どうもはっきりしない。一般的な考え方では「軍部が」となるのだろうが、軍部だけではない。政府や、発言力のある文化人、そして、一般の庶民に至るまでが、この神格化に加担していた、ような気がする。気がする、というのは、そこまでちゃんと検証してないので。

となると、「天皇制」ではなくて「天皇主義」というのが正しい表現ではないかと思ったりするんだけど、どうだろう?

なお、5月8、9日の2日間、ふだんほとんど誰も見に来ない当ブログに、比較的大量のアクセスがあったんですが、なにか、インフルエンサー的な方からリンクでも貼られたのでしょうか。