うにゃにゃ通信

日本近現代史系公開めも書き

「がんばる」という尺度。

この国には、世界的には極めて珍しいであろう尺度が存在する。

それは、「がんばる」という尺度だ。「あいつ、がんばってるなあ」といえば、それは賞賛の意をあらわしている。

しかし、その尺度は往々にして、固定した上下関係のなかで耐える、という尺度としても使われる。「ドン」に従順に、嫌なことがあっても我慢することが、賞賛に値する、とされる。

いつからこの国は、こんな尺度がまかりとおることになったのか。戦時中、といいたいところだけど、実は戦後のどこかの時点ではないか、という気がしている。

今後の課題だ。