うにゃにゃ通信

日本近現代史系公開めも書き

ガンバってるうちは、ダメじゃねえの?

ガンバル、ガンバレ、ってみんな好きだけど、それって、具体的にどーゆーこと言うの?

全力を尽くして努力を続ける、あきらめるな、って感じを指すんだろうと思うけど、じゃあ、具体的にどうなのさ、という話で。

全力を出すとか、努力するとか、あきらめないとか、それって、当たり前の話じゃん。あえて言うほどのことじゃないよね。

んで、それでもさらにガンバレ、っていうことになるとさ、じゃあ、不眠不休でやれってこと?徹夜で打ち込んでる姿ってすばらしいよねとか賞賛しちゃうわけ?ホントにむちゃくちゃがんばったら、人間、過労死してしまうよね。それがすばらしいわけ?ブラック賞賛なわけ?

という極論をすすめていきますと、結局のところ、ガンバル、ガンバレ、っていうのは、具体性に乏しい、空虚な建前にすぎないでしょう、ってなる。

また、それがかりに相対的なものだったとすると、当然、世の中には、200%ぐらいがんばってる人から、1%しかがんばってない人まで、いろいろいるはずなのに、じゃあなぜみんな口をそろえてガンバってるって言うわけさ。

あるいはそれが絶対的なものだったとすると、それは本人の主観しだいだから、自分ががんばってると思えばがんばってるんだってことになって。

ここで書いたように、椎名誠氏は、「頑張れ」っていう言葉が大嫌いで、それを、「全身に力をこめて、鬼のような形相」って表現してるんだけど、なんかさ、それって、ボクがんばってまちゅ、って言い訳ポーズだよね。

ガンバってるうちは、ダメじゃねえの?